マラガ

マラガ:ビーチ、文化、現代性が融合する都市

スペイン・アンダルシア地方に位置する活気あふれる港町、マラガ。ここでは、地中海の美しいビーチを満喫するだけでなく、豊かな文化と芸術にも触れることができます。天才画家パブロ・ピカソの生誕地として知られるこの街は、近年、新たな美術館の開館が相次ぎ、アートシーンでもますます注目を集めています。

ビーチ、文化芸術、多彩なタパスが楽しめるバル、最先端のソーホー地区、そして新たに整備された港エリアが見事に調和し、歴史と現代の活気を存分に体感できる街です。

 

時を超えた旅へ

マラガには数多くの歴史的遺産が残されています。アンダルシア地方で最も壮大なアラブの要塞アルカサバや、街を一望できるヒブラルファロ城は必見のスポットです。城のふもとにはローマ劇場があり、風情ある旧市街をゆったりと散策するのもおすすめです。

散策の途中には、ローカルの雰囲気が漂うアタラサナス市場で、ハーブやスパイスを加えたベルモット(ワイン)を一杯楽しみ、未完成の塔が有名な「ラ・マンキータ」大聖堂へ立ち寄ってみてください。屋上デッキからの眺めは、一見の価値があります。

 

前衛文化と現代文化

先述の通り、マラガは昨今アートシーンにおいてもその注目度を増しています。ピカソ美術館や、ピカソの生家に加え、カルメン・ティッセン美術館、カラフルなキューブが目を引くフランス国外唯一のポンピドゥー・センター、そしてロシアのサンクトペテルブルク美術館コレクションなどがその代表です。

さらに、現代アートに興味のある方は、現代アートセンター(CAC)やソーホー地区のアーバンアート展示などもおすすめです。

 

マラガ の真髄

ビーチと太陽はとマラガの独自の魅力の一つです。晴れた日にはラ・マラゲータ・ビーチでくつろぎ、少し足を延ばしてペドレガレホの漁師街へ行けば、炭火焼きのイワシ串「エスペート」を味わうことができます。

ラ・マラゲータ・ビーチから続く港の遊歩道には、多くのショップやレストランが立ち並びます。夕日を眺めながらショッピングを楽しみ、街のシンボル「ラ・ファロラ」灯台まで散歩してみるのもおすすめです。

さらに、マラガを訪れたなら、ぜひマルケス・デ・ラリオス通りを歩いてみてください。花々で彩られたこの賑やかな通りは、夜になるとタパスを楽しむのに最適なエリアへと変貌します。老舗ボデガエル・ピンピで、美味しいワインや食事を堪能し、ニンニクとアーモンドが香る冷製スープ「アホブランコ」を味わうのも格別です。

聖週間などの伝統行事、革新的なレストラン、映画祭など、多彩な魅力を持つ楽園マラガがあなたを待っています。